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うさと usaato

お知らせ

gigが大切にしていること。-その1-

みなさまこんにちは!

ゴールデンウィークも終わり、すっかり太陽がまぶしい季節になってきましたね。
そろそろ京都店前のプランターの田植え準備をしなくては・・・・!

さて、先日のちおん舎で行われたgigのお話会
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

gigは言葉はわからなくても、元気いっぱい、ユーモア溢れるジェスチャーたくさん!で、
一度会ったらなかなか忘れられないとてもチャーミングな男性です。
当日も、タイより近いから来ました!ということで鳥取から駆けつけてくれた方もいらっしゃいました。

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お話は、gigの自己紹介から。
学生時代は、チェンマイ北部の少数民族を支援するサークルに入っており
色々な方法で村の人を支援しながら関わっていました。
卒業後は、チェンマイ大学の研究所に入所し、コットンシルクプロジェクトを通じて、
村で綿を育てる実験などに関わっていました。
 
綿作りは、薬をつかわなくても虫除けに何をしたらいいかなど
村の人はなんでも知っていたそう。
綿ももつくることができるし、織りの技術も残ってはいる。
 
しかし、布を織ったとしても作った先のマーケットがなかったため、
売る場所がなくどんどん織りをする機会がなくなっていっていたそう。
そんな中、現在のうさとサイアムと出会いました。
 
うさとサイアムと村のコーディネートを始める際、
gigは、綿を作っている村を3つ選び、技術面のサポートのみからはじめました。
しかし、数年前ある村でお金に関わる問題が起きてしまい、
それをきっかけにグループのマネージメントにも関わることになりました。
 
綿の管理や関わるみんながどうすれば「平等」になれるか。
村での平等とは、みんな一緒、とうことではなくそれぞれができる仕事の能力や、
家庭の状況に合わせてみんなでお金や資源を分け合うこと。
ギッグはいつも村の人たちにとって、何がいいかをまず一番に考えています。
そして、いろいろと試行錯誤した上でたどり着いた形が、「コットンバンク」です。
 
村のみんながそれぞれ資本金を出し合いグループをつくります。
綿をつくる人、紡ぐ人はコットンバンクに一度できた綿や糸を預けて、
お金をもらいます。織りをする人は、そのバンクから綿を買い、染めて織ります。
そして布としてバンクへ預けその布をうさとサイアムが買い取ります。
コットンバンクと村の人、うさとサイアム間でお金や綿、
布などがやりとりされたことは、通帳のようなものがあり
必ず記載していきます。
 
みんながそれぞれ出したお金で成り立っているので、
コットンバンクが自分のものという意識がしっかりあり、
ミーティングにも参加したり意見もしっかり言い合います。

コットンバンクを中心に、村の人たちが自分ができる仕事で関わり合い、
コットンバンクはみんなの飲み水のような役割になっているそうです。

gigが大切にしていること、それはうさとや自分がいなくても
村の人たちが自分たちの力で暮らしていけること。
そして、みんなが気持ちよく関われているシステムでできた布は
すべて美しいのだと心の底から信じること。

 

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↑日本の販売者さんが村を訪問した際の写真。みーんな楽しそう!
 
 
大変だったら、助け合い、話し合う。
そのためには、みんなにとって負担にならず、でも日々成長していける仕組みが必要とgigは考えます。
よい仕組みがあれば、問題があっても対応できます。
そしてその仕組みは、村の変化とともにどんどん変わっていきます。
でも一番大切なのは仕組みという形ではなく、そこに関わるひとの気持ち。

伝統的なものを残すためではない、オーガニックであるためではない。
みんなの笑顔、繁栄している結果がオーガニックのコットンであれば良い。
オーガニックであるために何かを犠牲にしては意味がない、と。
いちばん大切なことは今、生きている村の人たちにとってベストな環境をつくるためにいっしょにやっているのだと。

gigの中には、村の人が自分自身で生きていけるようにサポートするという
揺るがない強い気持ちがあるからこそこの仕組みが成り立っているんだなと感じました。

ーその2ーへつづく…